【開催報告】10月2日「創り出したい未来を創り出すシンプルな方法」

ロバート・フリッツの来日特別ワークショップ「創り出したい未来を創り出すシンプルな方法」が、2018年10月02日に秋葉原UDXカンファレンスにて開催されました。

当日は、100席のチケットがすべて売り切れ、キャンセル待ちの出る大盛況。ロバート・フリッツの思考に対する関心の高さがうかがわれました。また、数年ぶりにSoLジャパンの活動に顔を出してくださった方も多くいらっしゃり、会場はととてもなごやかな雰囲気につつまれました。本イベントは、ロバート来日中で最後の講演&ワークショップということもあり、他のイベントに参加した方が、その思考をもっとよく知りたいと参加されているケースもありました。

プログラム概要

〔第1部〕13:00-14:40
組織を変えようとする試みがなぜ頓挫するのか? 1度は成功したかに見えてもなぜ長続きしないのか?

〔第2部〕15:00-16:40
根底の構造が変わらないと組織は変わらない。構造が変われば確実に組織は変わり、新しい成長と発展が可能になる

〔次のステップ〕16:40-17:00


第一部では、ロバート・フリッツが体系化した構造力学の観点から、実践事例を扱ったプレゼンテーション。続く第二部は、参加者とのインタラクティブな質疑応答と、受講者主体の演習を通じた実践的な学びの場となりました。

参加者それぞれの体験している揺り戻しの構造を考え、共有しながら、どうしたら「根底にある構造」を、揺り戻しから前進へとデザインし直せるのかを学びます。そして、実現したいビジョンと、今の現実をしっかりと見つめ、それぞれにアクションプランを立てました。

ビジョンと今の現実の間にあるのは、ギャップ(何かがないこと)ではなく、テンション(解消を求める緊張のエネルギー)であり、それは引き絞った弓と矢のような関係であると、ロバートは力強い言葉で参加者に訴えかけました。

興奮冷めやらぬ会場では、振り返りと次のステップでも、次々とロバートへの質問が飛び出し、ロバートも時間を延長してこれに応えるなど、とてもアクティブな対話を通じた学びの場が生み出されていました。

ロバートから書籍へのサインも
SoLジャパンの企画スタッフ一同&当日ボランティアのみなさん

SoLジャパンでは、今後も継続して勉強会やワークショップを開催していきます。初参加の方もいつでも大歓迎ですので、どうぞ足をお運びください。