来る11月26日にSoLジャパンで、アリー・デ・グース追悼文集翻訳を共有するオンラインイベントを行います。
昨年11月に、SoL (Society for Organizational Learning)の3人の創設者のうちのひとりアリー・デ・グース氏がこの世を去りました。アリーは、世界一流企業の経営者たちを、「生きている組織」という可能性に魅了し続け、その実現を支えるSoLというグローバル組織を生みだしたSoLの源流の一人です。唯一の書籍のタイトルも、”Living Company” (邦題『企業生命力』)です。
組織は機械ではなく、学習して成長し続ける生命体のようなものだと捉え、「学習する組織」という言葉を生み出したのはアリーです。アメリカにピーター・センゲを訪ね、SoL英国やSoLフランスの設立を促しました。組織・企業に二次ループ以上の学習の可能性が生まれました。シナリオ・プラニングや認知行動科学を企業経営に応用した人でもあります。
アリーはその英知と先見性、人を包み込む感受性で、多くの人から慕われました。亡くなったとき、SoLグローバルの中で関係の深かった人たちが彼の死を悼んで追悼文集を作りました。追悼文には、SoLの設立の経緯と広がりや、SoLが目指していたことなどが、アリーに対する感謝と敬愛の念とともに記されています。
この追悼文集を、日本の組織の変革に日々取り組んでいらっしゃるSoLジャパンの皆さんと共有したいと思い、SoLジャパンの有志が集まって翻訳に取り組んできました。このほど一つの完成を迎えたため、お披露目と共有の機会として、下記の日程で短いワークショップを開催したいと思います。
組織を生命体、あるいは生態系として捉え、そこで働く人々の幸福とやりがい、社会への貢献、健全な企業運営の可能性の実現に努力している皆さんと共に、組織学習の源流をたどり、日本の組織の未来に光を当てる・・・そんな場を作っていきたいと思っています。ぜひご参加下さい。
開催概要
日時:
2020年11月26日(木) 19:00-21:00
場所:
オンライン(Zoom)
(お申し込み後にリンクを共有します)
参加費:
無料
当日の流れ:
- チェックイン
- 追悼文集の読み合わせ
- オープンスペース
- 全体での対話
- チェックアウト
お申し込み
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