アリー・デ・グース追悼文集 日本語訳

2019年11月に逝去された、SoL (Society for Organizational Learning)の3人の創設者のうちのひとり、アリー・デ・グース氏への追悼文集の日本語訳が完成しました。

追悼文集には、SoLの設立の経緯と広がりや、SoLが目指していたことなどが、アリーに対する感謝と敬愛の念とともに記されています。

この追悼文集の日本語訳はSoLジャパンの有志が集まって行いました。

追悼文集PDF

アリー・デ・グース氏について

アリーは、世界一流企業の経営者たちを、「生きている組織」という可能性に魅了し続け、その実現を支えるSoLというグローバル組織を生みだしたSoLの源流の一人です。唯一の書籍のタイトルも、”Living Company” (邦題『企業生命力』)です。

組織は機械ではなく、学習して成長し続ける生命体のようなものだと捉え、「学習する組織」という言葉を生み出したのはアリーです。アメリカにピーター・センゲを訪ね、SoL英国やSoLフランスの設立を促しました。組織・企業に二次ループ以上の学習の可能性が生まれました。シナリオ・プラニングや認知行動科学を企業経営に応用した人でもあります。

アリーはその英知と先見性、人を包み込む感受性で、多くの人から慕われました。