「よいダイアログとよいシステム思考はあざなえる縄のごとし」
「学習する組織」を提唱するピーター・センゲは言いました。
世界に数多くいるファシリテーターの中でも、アダム・カヘンはダイアログとシステム思考を上手に使いこなすファシリテーターの一人と言ってもよいでしょう。
南アフリカのアパルトヘイト政策から黒人政権への移行、内戦後のグアテマラでの融和、コロンビアでの麻薬問題への本格的取り組みなど、アダム・カヘンの取り組む問題は複雑なものばかりです。
短期によい施策が長期にはうまくいかない「ダイナミックな複雑さ」、さまざまな利害が絡む「社会的な複雑さ」、そして、未だかつて人類の中での成功例が見いだせていない「生成的な複雑さ」が絡み合っています。
アダム・カヘンは数多くの自身のファシリテーションの体験から、このような多重に複雑な課題の解決にどのようにアプローチすればよいか、仮説をつくり、試し、実践してきました。
そうした彼の体験からの失敗談や智慧が、以下の本に詰まっています。
- 手ごわい問題は、対話で解決する
→ http://amzn.to/1i4dIYf - 未来を変えるためにほんとうに必要なこと――最善の道を見出す技術
→ http://amzn.to/1i4dRuA - Transformative Scenario Planning: Working Together to Change the Future
→ http://amzn.to/1nWW1lo(翻訳本を今秋上梓予定)
彼の提唱するPowerとLoveとはどんなものなのでしょうか?
自己変容を通じて社会変容を導き出すトランスフォーマティブ・シナリオ・プランニングはどのようなものなのでしょうか?
SoLジャパンでは、この秋、アダム・カヘン氏を招聘してシンポジウムを開催します。
その準備の一環として、アダム・カヘン氏の本を一緒に読み、ダイアログを行う勉強会を開催します。
ご興味のある方は、下記をご覧の上、リンク先よりお申し込み下さい。
勉強会の流れ
- 自己紹介/チェックイン(10分)
- 本の骨子紹介(15分)
- 参加者の感じた重要なテーマに関するダイアログ(75分)
- ダイアログ収穫(15分)
- チェックアウト(5分)
開催概要
日時
2014/5/13(火) 19:00-21:30
会場
「3×3 Labo」(さんさんらぼ)
場所東京都千代田区丸の内3-2-3 富士ビル3F
→ http://www.ecozzeria.jp/fujibldg33/
参加費
- SoLジャパン会員 1000円
- 一般 2000円
- 受付時に会員になっていただくことも可能です
- 年会費3,000円、グローバルオプション6,000円
- この勉強会は今後複数回開催する予定です。
申込み
リンク先のfacebookイベントより申込みをお願いします。
→ https://www.facebook.com/events/425122147631819/
お問合せ
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