【終了しました】ロバート・フリッツ氏来日特別ワークショップ


ピーター・センゲらが師と仰ぎ、「学習する組織」のさまざなまアイデアにもっとも大きな影響を与えた人物のひとり、構造思考の創始者ロバート・フリッツの来日の機会に、SoLジャパンとのコラボレーションによる半日の体験型ワークショップの開催が決定しました! 

「ビジネス、芸術、サイエンス、そして生命全般における創造プロセスの、現代で最も独創的な思考家の一人」とセンゲが称するロバート・フリッツは、組織コンサルタント、作曲家、作家、そして映画監督、さまざまなキャリアに次々と取り組み、すべて一流の成果を残し続けてきた人物です。フリッツの構造思考を体感できるワークショップは、個人や組織の変革を実現し、持続可能にするためのエッセンスに満ちています。 

多くの組織変革の取り組みが、持続しないのはなぜでしょうか?

いまこれを読んでいるあなたは、「働きやすい職場をつくりたい!」「今よりもっと社会に必要とされる組織になりたい!」「組織を何とかしたい!」「メンバーが活き活きと活躍できるチームをつくりたい」「リーダーとして成長し続けたい!」と思って、企業やチームの変革に取り組んでいませんか? または、これから取り組もうと思っていませんか?

私にどんなことができるのか? このチームでどんな変化を起こせるのか? 何が私たちに力を与えてくれるのか? と考えながら、掲げたビジョンに向かって動いているときに・・・ 

「めげそうになる」ことが、ありませんか???


SoLジャパンのメンバーで対話しているときに、こんな話が出ました。

  • 「苦労を重ねて実行した組織改革のプログラムなのに、一向に成果が見えない」
  • 「ようやく前に進み始めたと思った組織の成長が、気付けばとん挫している」
  • 「いま変えなければいけないことなのに、まだ数人しか協力してくれない」

組織やチームの未来を創るとき、変化を生み出すときに、プロセスが順調に進むことはありません。時にはめげたり、くじけたりしながらも、ビジョンを実現するためにアクションを続けていかなければ、非難や不満に焦点を当てる言葉とともに、抵抗する力に飲み込まれてしまうでしょう。

「自分たちは何を創り出したいのか?」そのシンプルな問いから始め、ビジョンを創り出し、現実の見方を変える技があります。


「ビジョン」と「現実」の緊張構造こそが望む成果を生み出し続ける
というフリッツの理論は、学習する組織のクリエイティブ・テンションの基盤であるだけでなく、組織の変革を持続的なものにするうえで欠かせない要素となっています。

また、何かが起こるときには、必ずその原因となる「構造」が存在しています。この「構造」に気付き変化させることで、変化がただ起こり得るだけでなく、きっと起きるようになる。これが構造思考の生み出す成果(の一部)です。

フリッツの思考に触れて → 自分で体感して → 未来を創り出す

このワークショップでは、フリッツの基本的な考え方を紹介し、実際にみなさん自身の現実と創り出したいビジョンを思い描き、それが実現するための構造を生み出していきます。

組織の変化を持続的なものにするロバート・フリッツの構造思考を体感して、「ビジョン」と「現実」の緊張構造を自分の中に作り出してみませんか?


「ここ数年、私のビジョンは変わっていません。しかし、現実世界は変わり続けているから、私は常に自分の現実を見つめなおして、自分のクリエイティブ・テンションを保ち続けているのです。」
(SoLジャパン代表世話人 小田 理一郎)


イベント概要

日時: 2018年10月2日(火)13:00~17:00 (受付12:30)

場所: 秋葉原UDXカンファレンス http://udx-s.jp/type350-ab-island/

参加費: 20,000円(税込)

言語: 当日は日英の同時通訳が付きます。

ご好評につき、チケットは完売となりました。キャンセル待ちをご希望の方は info@soljapan.org までメールにてご連絡ください。件名を「キャンセル待ち」、本文に、お名前、メールアドレス、ご希望の枚数とお支払方法 を明記してください。

本イベントは終了しました


プログラム概要

〔第1部〕13:00-14:40
組織を変えようとする試みがなぜ頓挫するのか? 1度は成功したかに見えてもなぜ長続きしないのか?

ロバート・フリッツが体系化した構造力学の観点から実践事例を扱いながら、ロバート・フリッツからの解説と受講者主体の演習を通じて具体的に学びます。(質疑応答あり)

〔第2部〕15:00-16:40
根底の構造が変わらないと組織は変わらない。構造が変われば確実に組織は変わり、新しい成長と発展が可能になる

どうしたら「根底にある構造」をデザインし直せるのかを学びます。(質疑応答あり)

〔次のステップ〕16:40-17:00
振り返りと次のステップ。学んだことを振り返り、各自で次のステップを考えます。


講師プロフィール

ロバート・フリッツ

ロバート・フリッツ・インク社の創立者。ピーター・センゲ、チャーリー・キーファー、デイヴィッド・ピーター・ストローと共に、イノベーション・アソシエイツ社の共同創立者でもある。1970年代半ばに創造プロセスを個人の生産性向上のために役立てるトレーニングコースを開始。後に同コースをリードできる人材を育成するようになった。これまでにフリッツのコースを受講した人は、世界中で累計80,000人を超えている。
 
『学習する組織』の著者ピーター・センゲは、ロバート・フリッツを師匠とし、学習する組織やシステム思考が進化してきた過程でロバートの明晰な思考と実践が決定的な役割を果たしていると言う。実際に”The Fifth Discipline(邦訳『学習する組織』)”などの著書や論文で展開されているキーコンセプトのいくつかは、ロバートによる構造思考に源流がある。ロバート・フリッツは30年以上にわたる研究を通じて構造力学を発展させてきた。創造プロセスの領域から始めた取り組みは、組織やビジネス、マネジメントの領域へと広がっている。
 
主な邦訳書には『自意識(アイデンティティ)と創り出す思考』、『最強リーダーシップの法則―正確に原因を知れば、組織は強くなる』がある(いずれも共著)。著書とトレーニングを通じ、人間の行動(個人として、また組織において)に構造が与える影響に関する革命的な考え方を提唱している。フリッツはコンサルタントとしても多くの組織が構造思考を実践できるように支援しており、顧客企業はフォーチュン500企業から多数の中規模企業、政府団体や非営利組織にまで及ぶ。組織が高いパフォーマンスを持続的に発揮するために、いかに自らの構造に革命的に変化を起こしていくか。ロバート・フリッツ・インク社の他の構造コンサルタントと共に、フリッツはその最前線に立っている。

モデレーター

田村 洋一

組織開発コンサルタント。企業人教育、エグゼクティブコーチング、企業組織でのコンサルティングの豊富な実践経験と、多くの優れた教育家・コーチ・コンサルタントから学んだ経験を持つ。2002年からメタノイア・リミテッド代表。

著書に『人生をマスターする方法』(ライブリー・パブリッシング)、『組織の「当たり前」を変える』(ファーストプレス)、『システムがわかると人生がかわる ― セレンディピティとシステム思考』等多数。共著書に『組織開発ハンドブック』(東洋経済新報社)『不確実な世界を確実に生きる ― カネヴィンフレームワークへの招待』(Evolving)がある。


特別協賛


有限会社チェンジ・エージェント

協賛

HPOクリエーション
株式会社

株式会社クオリア

 

 

協力

ミミクリデザイン株式会社 アイディール・リーダーズ
株式会社